土地や建物、道路などの測量に必要な国家資格「測量士補」の試験結果が7月15日に発表され、藤沢工科高校(笹原哲也校長)の生徒2人が合格した。資格を手にしたのは、3年生の松塚航(わたる)さんと山下裟介(さすけ)さん。同校の現役生徒が測量士補の試験に合格するのは、13年に続き2年連続2回目。
試験を行った国土交通省国土地理院によれば、今回の受験者数は1万1118人で、合格者4417人、合格率は約39・7%だった。同校によると、測量士補の受験者は社会人や専門課程の学生が中心で、現役高校生の合格率は全体の数字よりも大幅に下がるため、県内でも珍しいケースだという。
松塚さんは「努力が報われて嬉しい。今後は土木施工管理技士も目指し、幅広い資格と技術を生かした仕事をしたい」と話し、山下さんは「不安もあったが、合格通知を見て『やった!』と思った。次は測量士の資格も取り、測量関係の仕事で頑張りたい」と語った。
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