神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
藤沢版 公開:2014年8月8日 エリアトップへ

やり手バイヤーは小学生 四辻大塚自治会の祭りで

公開:2014年8月8日

  • X
  • LINE
  • hatena
▼「どれにする?」模擬店で接客する女子児童
▼「どれにする?」模擬店で接客する女子児童

 「30円で仕入れて50円で売るから、利益は20円」。「これは人気出そう」

 駄菓子の仕入れから販売、販促、収支決算まで、盆踊りの模擬店を管理するのは、小学生。汗水流して働いた報酬は50円券4枚だ。

 湘南台の四辻大塚自治会(神(こう)山(やま)孝雄会長)では、子どもたちがスーパーバイヤーとして活躍している。

 かつて同地区には子ども会が存在していたが、近年は加入者が減少。運営が難しい状況が続いていた。「ならば、自治会で囲い込んでしまおうと。『加入する、しない』では無く、どこの子も参加できる仕組みを考えた」と神山会長。2006年、「スマイルクラブ」が誕生、5年前から子ども主体の模擬店が行われるようになった。「自然に手伝ってくれるようになったのが、きっかけ。子どもはお店ごっこが好きだからね」。

過去最高の売上げ

 盆踊りの1週間前、小学3〜6年生の5人は湘南藤沢地方卸売市場を訪れ、駄菓子や当てくじ、玩具の仕入れを行った。「これ、去年あまり売れなかったよね?」などと相談しながら、人気が出そうな商品をケース買い。6年生は仕入れ個数や金額、商品名を出納帳に記載し、大人顔負けの商品管理を行っていた。祭り前日には値札付けや販促物づくりなどを実施した。

 8月2日。大塚戸公園には、「いらっしゃいませ〜」「美味しいポップコーンありますよ」などと、子どもたちの元気な声が響き渡った。持ち場やシフトは組まれるが店長はいない。全員で店を経営する仕組みのため「売れないんですが、どうしたら良いですか」と年長者に相談する姿も。商品はほぼ完売、過去最高の売上げとなった。今後、売上げ確認や利益確定、簡単な決算書まで作り、収益は各イベントで使われるという。

▲「これは売れるかな?」「たしか去年、人気が出た商品だよね」 低学年の児童は6年生に相談しながら商品の仕入れを行った
▲「これは売れるかな?」「たしか去年、人気が出た商品だよね」 低学年の児童は6年生に相談しながら商品の仕入れを行った

ふじさわ湘南ロータリークラブ

藤沢の子どもたちの成長を応援します

https://fujisawa-shonan-rotary.org/

タカギフーズ

子供たちの未来に笑顔と安心を

https://takagi-foods.com/

NPO法人紙芝居Project

日本の伝統文化紙芝居の発展へオリジナル紙芝居制作、紙芝居支援を

https://www.kamipro.info/

(公財)藤沢市みらい創造財団

笑顔あふれるみらいを応援します

https://f-mirai.jp/

<PR>

藤沢版のローカルニュース最新6

周遊チケット販売再開

江の島

周遊チケット販売再開

二次元コードの新形式

5月6日

楽しみいっぱい、こぶし祭

楽しみいっぱい、こぶし祭

今年はキッチンカーも

5月4日

「妄想キャンプ」不思議な魅力

辻堂の星野さん開発アプリ

「妄想キャンプ」不思議な魅力

密かな人気で3万ダウンロード

5月3日

郡の中心から商業の街へ「長後」

旧モーガン邸でアートフェス

夕暮れの境内オペラの響き

夕暮れの境内オペラの響き

11日、無料コンサート

5月3日

㈱平和堂典礼

藤沢市辻堂神台2-2-41 0120-59-6999

https://heiwadou.com/sp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月3日0:00更新

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

藤沢版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月6日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook