藤沢警察署(和智勉署長)と藤沢商工会議所(田中正明会頭)は8月8日、藤沢商工会館ミナパークで「大規模災害時における藤沢警察署代替施設『藤沢商工会館ミナパーク』使用に関する協定」調印式を行った。
この協定は地震、津波などの大規模災害の発生により、藤沢警察署庁舎が損壊や浸水などで使用不能となった場合の警察機能の維持や回復、藤沢市との適切な連携を図ることを目的に締結された。
2011年3月に発生した東日本大震災では、被災地の多くの警察署が地震や津波で使用不能となった現状を踏まえて、ミナパークを代替施設とし、一時的に機能を移行。大災害時の治安維持活動や応援派遣される警察部隊等の受け入れ態勢の確保などを行う。
選定にあたっては、津波により被害を受ける可能性が低いこと、警察部隊や車両が駐留できる土地などが隣接していること、代替施設の位置が地図などで容易に確認できることが基準となった。
田中会頭は「市民の安全安心のために大変有意義であり、警察署の使命に対して貢献できることはありがたいこと」とし、和智署長は「これからも情報共有や相互の連携を密にし、有事の際の活動について、しっかり準備をしていきたい」と話した。
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