公益社団法人藤沢市医師会(武内鉄夫会長)が主催する「藤沢の医療を考える集い」が11月13日(木)、藤沢市民会館小ホールで開催される。午後7時から9時まで。参加は無料。予約不要。「2025年に向けて藤沢の在宅医療を考える」をテーマに専門医師や特別講師が、藤沢のこれからの医療について講演する。詳細を同医師会で在宅医療の担当理事を務める木原明子医師に聞いた。
―恒例の「医療を考える集い」も9回目になります
藤沢市医師会は、市民の方々の目線で健康や生活を支える取り組みを行っています。この集いは、毎年テーマを決めて私たちの取り組みや、医療の現場、これからの医療などを皆様とともに考えていこうと始めました。
―「2025年に向けた在宅医療」がテーマです
2025年は、団塊の世代が後期高齢者となり超高齢化社会に突入します。もし病気になった場合、今までと同じように医療を受けることは困難になり、自宅で医師や看護師などの訪問を受けながら治療する在宅医療が増加すると予想されます。市民の方々にとっても、身近なテーマです。
―具体的な内容を教えて下さい
在宅医療に長年携わっている医師が、現状や医師会の取り組みを紹介します。「在宅医療を受けるにはどうすればいいか」「治療はどういうものか」など、身近な疑問に答えながら、在宅医療をイメージできるような講演にしていきたいと考えています。また、まだよく知られていない、地域包括支援センター(いきいきサポートセンター)の役割も紹介します。特別講演では、「地域包括ケア」の第一人者である新田國夫医師が、将来の医療について講演します。
―来場者にメッセージをお願いします
藤沢市と医師会は、安心して在宅医療を受けられるように、人材育成をはじめとした仕組み作りに取り組んでいます。10年後には不安なく日々の生活を過ごしていただけるよう、より良い質の情報も提供していきたいと考えています。
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