湘南台中学校で3月5日、湘南台地区郷土づくり推進会議が主催する「ようこそ先輩in湘南台」が行われた。
さまざまな分野で活躍する人を招き、仕事や生き方などについての話を聞くもので、今年で4回目。会場には同校の1年生約200人のほか、保護者や地域の人たちが集まった。
今回は、同校出身でもある河合耳鼻咽喉科医院の河合信孝院長や、新江ノ島水族館でペンギン飼育員を務める城戸暖菜さん、藤沢北警察署の深島奈々さん、津軽三味線奏者の寂空(ジャック)さんが登壇した。
「感謝忘れず、出会い大切に」
北警察署の刑事課に勤務する深島さんは、「事件が起これば休日や深夜に突然呼び出されることもあり、ものすごくキツイ仕事」と説明。日ごろ身に着けている警棒や手錠を披露し、警察手帳を手に「これをもらった時は嬉しかった」と笑顔を見せた。生徒には「助けてもらったら感謝の気持ちを相手に伝えてほしい。諦めない気持ちを持つことも大切」と呼びかけた。
ラジオから流れてきた三味線の音色に影響を受け、20歳で三味線を始めたという寂空さんは、「中学の時は目立たない子だった。3年生の時にギターを手にし、言いたいことを音にのせて外に出す素晴らしさを知った」と、音楽の道に進む原点が中学時代にあったことを話した。また、即興演奏も披露し、「この楽器のおかげで世界中にいろんな友達ができた。出会いを大切にすることで道が開けると思う」とアドバイスした。
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