藤沢市のまだ知られていない魅力を紹介する観光企画「藤沢の魅力実感ツアー」が3月21日、初めて催された。市とNPO法人地域魅力(田中実乃里理事長)とが共催。
ツアーは、シティプロモーションの一環で、ファンクラブ会員向けのイベント。「体感」「学習」「交流」をコンセプトに、市内北部のトマト栽培や養豚を営む農家を、バスで巡るコースが企画された。
この日は、ファンクラブ会員20人が参加。午前10時に市民会館前を出発し、最初の見学地である「井出農園」では、生産者からトマトの生産方法などの説明を聞き、トマトの収穫を体験。約2mほどに伸びた木から、食べごろのトマトを選んでもぎ取った。友人同士で参加した堀内友紀さん(41)と貝沼美知代さん(39)は「小学生のころ体験した社会科見学のようで楽しい。こんな形で生産されていることも勉強になった」と話した。
その後、養豚業を営む「みーとはうすKANEKO」と、JAの直売所「わいわい市」で見学、昼食には亀井野の飲食店「元祖へっころ谷」で地元の食材を使ったグルメを味わった。
市は「第2弾のツアーも考えている。市内の魅力を発信していきたい」と抱負を語った。
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