「湘南のお稲荷さん」として地域で親しまれている鵠沼伏見稲荷神社(田村進宮司)で4月19日、「鵠沼和貴水(わきみず)感謝祭」が執り行われた。
この祭典は、同神社境内の井戸に湧く御神水「和貴水」への感謝とともに、今後も良い水が湧き続けることを願って毎年行われており、今回で19回目。
同神社の和貴水は、1994年に御鎮座50年記念事業として境内で井戸を掘ったところ、 豊富な水脈にあたって湧き出したものだという。
境内では、抹茶・煎茶の野点や琴の演奏が行われ、参詣者らは春ののどかなひと時を楽しんでいた。また本殿では「献茶の儀」も実施。厳かな雰囲気の中、和貴水でたてた茶を神前に供え、約40人の参加者とともに感謝と祈願を捧げた。
田村宮司は、「20年以上の間、絶えることなくこんこんと湧き出ている和貴水は、まさに神意のたまもの。近隣地域だけでなく遠方から汲みに訪れる人もおり、この先も末永く湧き続けてほしい」と語った。
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