夏の海水浴シーズンを前に藤沢市は5月11日、市内海水浴場の沖合いで水質調査を行った。当日の調査の速報値では、いずれの海水浴場も問題はなかった。
調査が行われたのは片瀬海岸東浜(2地点)、片瀬海岸西浜・鵠沼(3地点)、辻堂海岸(1地点)の3海水浴場6地点。市環境保全課によると、水のにごり度合いを示す化学的酸素要求量(COD)などの数値は例年並み。「海水浴には問題なく、今年も海水浴を楽しんでもらえる」と話した。
調査は(1)ふん便性大腸菌群数(2)油膜の有無(3)化学的酸素要求量(4)透明度(5)水素イオン濃度(6)気温(7)水温(8)腸管出血性大腸菌O―157の8項目が調べられた。分析結果の詳細は県内海水浴場の結果とともに、6月5日神奈川県から発表される予定。
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