現地時間の6月25日から4日間にわたりイタリアで開かれた「世界テコンドー選手権大会」男子ジュニアの部に、岡澤道場湘南本部(鎌倉市/岡澤一館長)に所属する藤沢西高校1年の中澤亮君=人物風土記で紹介=と藤ヶ岡中学校3年の永松進之介君が出場。それぞれ、個人と団体の各部門で6個のメダルを獲得する活躍を見せた。
ジュニアの部は14歳から17歳が対象。中澤君は初出場ながら、得意技の蹴りを中心にポイントを重ね、個人80kg以下級組手で金、パワーブレイキングで銅メダルを手にした。
一方、2度目の出場となった永松君も個人型1段の部で金、個人組手52kg以下級で銅メダルを獲得。「学校のテストが近く、大会前1カ月は練習ができず不安もあった」というが、型1段の部は前回大会に続き、連覇を飾った。
また、2人は同じチームで団体戦に臨み、金メダル1つ、銀メダル2つ、銅メダル1つを手にしている。
中澤君は「個人戦の金メダルよりも、チームみんなで戦って手にした団体の銀メダルの方が印象的だった。あと一歩で優勝を逃して悔しい」と話し、積極的な攻めの姿勢をアピールするとともに、今後はさらに素早い体の動きで隙を少なくしていくことを課題に挙げた。
永松君は「前回と違う審判の態度に苛立ち、個人組手で狙っていた金メダルを逃したことが悔しいが、すぐに切り替えて次の種目に臨めた。個人型で連覇できたことは良かったと思う。感情的になってしまったことが反省点」と話した。同大会は2年に1度の開催のため、2年後は「組手でも金メダルをとりたい」と先を見据えている。
|
<PR>
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|