「夏休みに向けて子どもたちや保護者、教諭にも役立ててもらえれば」と松下さん
稲荷在住で市内小学校元教諭の松下義一さん（66）が監修した、『読書感想文がスラスラ書ける本』（成美堂出版）がこのほど発行された。小学生向けの指導書で、学年に合わせて「１・２年」「３・４年」「５・６年」の３冊に分かれている。全てＡ５判１４４ページ、税抜７００円。
同書は、「夏休みの子どもたちにとってヒントになるような本」というコンセプトで企画され、題材となる本選びから読み方のコツ、文章のまとめ方や原稿用紙の使い方など、読書感想文を書く際のポイントが１冊にまとめられている。本のリストは新旧の名作を厳選し、プロの児童作家が子どもの視点で書いた感想文を実例として紹介するなど、質の充実化を図った。
松下さんは高砂小や明治小など市内小学校で勤務し、再任用を経て現在も非常勤教諭として子どもたちを教えている。著書に『ぼくはこんな総合学習をつくってきた』（小学館）などがあり、今回は初めて書籍監修に携わった。
約45年の教諭経験の集大成としてノウハウを凝縮し、自身が「こんな本が欲しかった」と思える内容に仕上げたという。「良い本と本を読む事自体の楽しさを、次の世代に伝えられれば嬉しい」と語った。
３人にプレゼント
同書を各１冊ずつ、計３人にプレゼント。希望者ははがきに郵便番号、住所、氏名、年齢、希望の本の対象学年、気になった記事と紙面の感想を記入の上、〒２５１―００２１藤沢市鵠沼神明５の13の19第３森谷ビル２Ｆタウンニュース藤沢編集室「『読書感想文』係」へ。７月24日（金）必着。
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