地域の保護者や農業従事者で構成される有志団体「こめこめクラブ」(小野隆弘会長)は10月15日、市内稲荷の水田に本町小や藤沢小学校の児童、第一中学校の生徒ら約400人を招いて稲刈りを行った。
農作業を通じて子どもたちが自然に触れる機会をつくり、幅広い世代の地域住民に交流してもらおうと、田植えとともに毎年行っている稲刈り体験。参加した児童、生徒らは水の引いた田に屈み、黄金色に実った稲の根本を片手で掴みながら鎌で刈り取って、900kgを越えるもち米と約80kgのうるち米を収穫した。
小野会長は「稲を一束ずつ手作業で刈り取ることで、自然を五感で感じられる、いい思い出にしてもらえたのでは」と話した。収穫した米は今後、各学校での餅つきに使われるほか、精米して藤沢公民館まつりでも販売される。
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