中学生の硬式野球チーム「湘南クラブ」(田代榮夫会長/中嶋利浩代表)出身の小笠原慎之介投手(東海大相模高)と東條大樹投手(JR東日本)のプロ入りを受け、同クラブは12月26日、両選手を迎え、鎌倉プリンスホテルで「プロ野球入団激励会」を開いた。会場には鈴木恒夫藤沢市長をはじめ、日本少年野球連盟や高校野球関係者、両選手の同期メンバーや現役選手、父母ら約500人が集い、盛大に祝った。
昨年10月のドラフト会議で、小笠原投手は中日ドラゴンズから1位指名、東條投手は千葉ロッテマリーンズから4位で指名され、入団を決めた。
激励会では来賓による祝辞の後、田代栄次監督が2人に記念品を贈呈。現役選手の小松勇輝君と二ツ橋靖矢君から花束も贈られた。また、小笠原投手の同期メンバーは小笠原投手を交えて中学時代、日本一になった際にやっていたポーズを披露、東條投手の同期も田代監督のものまねなどで当時の雰囲気を再現した。歓談の時間には、写真撮影やサインなどにも応じた。
小笠原投手は「これまでの野球人生は苦しい思いしかなかった。プロも厳しいと思うが、目標とされる選手になりたい」とあいさつ。東條投手は「中学3年の時にサイドスローに転向したことが人生の転機になった。湘南クラブのレベルの高い野球は野球人として、人間として成長できた」と言い、「小笠原投手と日本シリーズで投げ合いたい」と話すと、大きな歓声と拍手が起きた。最後は2人の門出を万歳三唱で締めくくった。
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