鵠沼郷土資料展示室(鵠沼市民センター内)で、企画展「長谷川路可展 鵠沼が誇る世界的画家」が開かれている。午前10時から午後4時(月曜休館)。5月15日(日)まで。
戦国時代のキリシタンを描いた日本画をはじめ、ポンペイ遺跡などの壁画の模写、キリスト教美術の伝統的技法のフレスコ画、モザイク画…。企画展では現・東京芸大で日本画を学んだ後、古今東西の技法を取り入れ、西洋服飾史や映画・舞台美術も手掛ける多才な路可の歩みをたどる。
母が東屋旅館の2代目女将を務めていたことから、少年時代から鵠沼を訪れ、西欧から帰国後は東屋の隣にアトリエを構え、画塾も開いていた路可。カトリック信徒として、イタリアの港町・チヴィタヴェッキアの日本聖殉教者教会の壁画と天井画を7年間かけて制作したエピソードや、旧国立競技場に掲げられ、先日、新国立競技場にも掲示されることが決まったモザイク壁画『美と力』の解説も。
同展示室は、「鵠沼が誇る長谷川路可の世界観をぜひ見に来て」と話す。
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