下土棚にある中村橋付近に、広田幼稚園(広田信明園長)の園児による塗り絵が飾られている。
これは橋からほど近いこの場所で引地川の河川改修工事を行っている(株)入内島土建(市内石川)が、土木や建築工事の現場に対して若い世代が抱く「危険」や「汚い」といったイメージを変えて親しみを持ってもらおうと行った試み。昨年同園を卒園した子どもの保護者で同工事の現場責任者の尾留川敏也さんが、広田園長に協力を依頼して実現した。
同社が用意したショベルカーや釣りをする猫などの塗り絵の原画を園児120人以上がクレヨンなどで思い思いに塗り、作品をラミネート加工してフェンスに沿って貼り付けている。一般通行者も目にすることができ、これまでに親子で絵を見に訪れた園児もいたという。
広田園長は「絵を1枚ずつ丁寧に扱ってもらい感謝。子どもが園の外の社会にも目を向けて興味を広げ、自分の引き出しを増やす機会にしてもらえれば」とコメントした。尾留川さんは「多くの方にご協力いただいたこの塗り絵が、建設業のイメージ向上に繋がってほしい」と話した。
展示は4月末まで行われる予定という。
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