多くの新鮮な地場野菜が並ぶ「JAさがみわいわい市」近隣にある集出荷・選果場で、収穫された市内産トマトの出荷が本格化している。
出荷がピークを迎える4月下旬から5月上旬に向け、同選果場では3月15日から毎日2レーンを稼働。次々と運ばれてくる大量のトマトの選果、梱包作業が順調に進んでいる。選果は7月上旬ごろまで続くという。
レーン上を流れる真っ赤なトマトは、小ぶりなものから大人の手のひらほどの大玉まで大小さまざま。布で丁寧に汚れを落とした後、選別専用のセンサーで大きさや形状ごとに18種に分類。ひと玉ずつ手作業で箱詰めし、翌朝の市場などで「せり」にかけられる。出荷先は、主に県内をはじめ、都内、千葉県など南関東だという。
同選果場では「桃太郎」という品種を梱包。生産地域の名にちなみ「むつあいとまと」の名称で出荷している。JAさがみ職員は「これらのトマトは糖度の高さが人気。ただ、甘味だけでなく、『コク』も追及している。これからさらに味が乗ってきて、美味しくなっていく」と話す。
JAさがみによると、市内のトマト生産量は県内でも上位に入る。同選果場での出荷量はピーク時には3000ケース以上、約12トンに上る。今年は温暖な気候の影響で、平年に比べ多くの収穫が期待されているという。
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