湘南台 和布細工で駅地下にも春 福島復興支援の作品展、盛況
今を生きる仲間と作品展「春ほのぼのin湘南台」が3月26日と27日に湘南台駅地下イベント広場で行われ、2日間で1万人以上が訪れた。
東日本大震災で被災した福島県楢葉町の高原カネ子さんが湘南台で避難生活を送った際に地域の人たちと交流したことから始まったイベント。一昨年に初開催し、今回が2回目となった。
会場には高原さんが代表を務める和布細工工房「ほのぼの」のメンバーが、藤沢市民から提供された着物を使って作った作品約100点をはじめ、湘南地域で和布細工などを作る活動をする4つの団体の作品を展示。繊細な作品に多くの人が足を止めて見入っていた。
また楢葉町が昨年9月に避難解除となり、立ち入りが許可されたことから今回は、(一社)ならはみらいの協力を得て、被災地の状況を伝える写真パネル展示も開催。関心を集めた。ほかにも売上金を福島復興支援に充てる東北物産品の販売や和布細工作品の販売、応援コンサートが行われた。
同イベント実行委員会の星谷けい子委員長は「駅地下のにぎわいや被災地支援のためにもある程度間があいても続けていくことが大切だと思う」とコメント。高原さんは「2回もこの場に呼んでいただいて感謝している。(避難解除されて)自宅に戻れたことはこの上ない幸せ」と話した。
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