第24回大相撲藤沢場所(勧進元・最上重夫氏)が開催された秋葉台文化体育館で4月9日、11回目となる献血キャンペーンが行われた。
当日は日本赤十字社神奈川県支部が所有する献血車8台が秋葉台体育館へ、2台がジェイコム湘南に出動、採血人数562人(受付数666人)、21万3400ミリリットルの善意が集まった。昨年の478人、18万3600ミリリットルを大きく上回り、過去最多となった。
秋葉台会場では勧進元の最上氏による進行でセレモニーを開催。来賓には、日本赤十字社の近衞忠輝社長、日赤神奈川県支部長の黒岩祐治知事、阿部知子衆議院議員や三原順子参議院議員のほか、藤沢、茅ヶ崎、綾瀬、大和、海老名、座間、寒川6市1町の首長や関係者、県議、市議らが出席し、キャンペーンを後押しした。
あいさつに立った黒岩知事は「神奈川県では、超高齢社会を乗り越えるため未病を治して健康寿命を延ばす施策に取り組んできているが、2027年までに85万人の血液が不足する。皆さんの善意によって支える活動を続けていきたい」と述べた。
鈴木恒夫藤沢市長は「医療技術がいくら発展しても輸血用の血液は皆様の善意に頼るしかない。多くの人の力を結集させ、健康な社会を作っていきたい」と協力を呼びかけた。
セレモニーには太平洋戦争中に、輸血によって命を救われた経験を持つ時宗総本山遊行寺の他阿真円上人も参加、「黒岩知事とタッグを組んで健康寿命日本一を目指したい」と語った。セレモニーは「健康寿命日本一」「エイ、エイ、オーッ」の唱和で締め括られた。
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