人気力士たちが鍛え抜いた肉体で激闘を繰り広げる春巡業「大相撲藤沢場所」が4月9日、秋葉台文化体育館で開催された。
1990年の初開催から満員御礼が続いている同場所。24回目の今年は市内外から5650人が詰め掛けた。場内各所には十両筆頭・大砂嵐ら人気の力士にサインを求めるファンたちの長蛇の列ができていた。
大観衆の視線を集めながら白鵬、日馬富士、鶴竜のモンゴル出身三横綱がそれぞれ登場。土俵入りを披露すると、四股を踏むたびに「よいしょー!」と力強い歓声が会場に響いた。
幕内上位16人がしのぎを削るトーナメントが始まると、会場はさらに熱気を帯びた。大相撲初場所で自身初、日本出身力士としては10年ぶりとなる優勝を果たした大関・琴奨菊が土俵に上がり、取組直前、天を仰ぐように大きく胸を反らして気合を入れると、待ってましたとばかりに会場から大きな歓声が上がった。
安定した力強い相撲で勝ち進んだ大関・稀勢の里は、決勝で関脇・嘉風と対戦。大声援の中、見事な突き落としで優勝に輝き、大きな拍手を浴びていた。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
|
|
郡の中心から商業の街へ「長後」5月3日 |
|
|
|
<PR>