鵠沼地区ボランティアセンター「ささえ」(中島知子センター長)は5月12日、鵠沼公民館ホールで開設10周年記念のつどいを開催した。支援会員や利用会員のほか、関係者ら約150人が集まり、節目を祝った。
鵠沼地区の高齢者ニーズに合わせて、無償で庭の剪定や話し相手、買い物付添いなどのサポートを行うささえは、2006年4月に開設。「真心の支援」と「感謝される達成感」が好評を博し、平均年齢70代の支援会員と、利用会員は約600人に及ぶ。
会の冒頭で中島センター長は、「この10年間、『支援の幅や質は1cmずつ広げていこう』というやり方や、支援者も利用者も『みんな平等よ』という精神で活動をしてきた。みなさんの助けや温もりで、この10年間続けてこられた。これからも感謝と笑顔で進んでいきましょう」とあいさつ。
和やかな雰囲気の中、10年間の歩みを写真スライドと、会員の朗読で紹介。開設メンバーが事務所となる「高木ふれあい荘」を改装する様子や、日常的な支援の様子を振り返った。
北島令司前センター長は「鵠沼を福祉で藤沢一の町にするという目標は達成したので、これからは神奈川県で一番、日本一を目指していきましょう」と語った。
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