銀座アスター藤沢賓館で6月27日、時宗法主で遊行74代目となる「他阿真円上人の97歳を祝う会」が開催された。当日は、日赤紺綬有功会神奈川県支部の神谷光信会長、日赤神奈川県支部の冨田輝司事務局長、吉田早苗教育長や田口迪子藤沢市茶道協会会長ら来賓をはじめ、約50人が祝いに駆け付けた。
6月10日に誕生日を迎えた真円上人。これまで愛知県岡崎市民であったが、このほど住民票を移し、神奈川県民、藤沢市民となった。上人は、自身が理想とする目には見えない天祐・神助・仏恩の「おかげ」を信じ、共助・近助・公助を得て穏やかな心となる「まんまる運動」をはじめ、健康寿命増進の大切さを訴えてきた。また、大相撲藤沢場所では献血者562人全員に無償で自著『生かされて生きる』を進呈、藤沢市にも100冊の寄贈を行っている。
祝う会では発起人となった日赤紺綬有功会藤沢支会長で大相撲藤沢場所勧進元の最上重夫氏が会の趣旨や開催の経緯を説明、「混迷する社会ではあるが、上人から少しでも元気をもらい、強く、正しく生きる方法を探していただきたい」と語った。
出席者を前にあいさつに立った真円上人は「97年間で初めてこのような会を催してもらい大変ありがたい。昨年は96歳で8回目の年男だった。9回目の年男を目指したい」と述べた。
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