市内北西部を流れる目久尻川周辺の環境整備などを行う市民団体「グリーンネット宮原」(鈴木堅代表)が6月26日、21回目となるクリーンキャンペーンを川沿いの遊歩道で行った。
当日は同団体メンバーや中里小学校の児童、御所見中学校生徒など約60人が参加。トングを片手に川沿いのゴミ拾いを中心に2時間ほど清掃活動を行った。
今回はビニール袋や空き缶などのゴミ37kgが回収された。また、藤沢北警察署や近隣住民の協力で建物の壁材、ガラスといった建築廃材や自動車部品などの不法投棄物300kg以上を発見し、回収した。「ゴミ自体は年々減ってきているが、大人が捨てているものがまだ多い。未来を担う子どもたちに啓発することで将来、ゴミを捨てる大人が減ることを願っている」と鈴木代表。さらに「『地球の自然環境は、地域で守る』をモットーに、地域の皆さんと力を合わせ、美しい環境をつくる活動を続けていきたい」と話した。
同団体は2005年、荒れていた川沿いをきれいな散歩道にするために地元有志8人で設立された。現在は18人のメンバーで年に10回ほど、雑草刈りやひまわり、コスモスなどの栽培、不法投棄の監視といった環境美化活動を続けている。
そうした長年の活動が評価され、14年に神奈川県から、15年には藤沢市から表彰を受けている。
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