藤沢市では、7月に女性職員(61)による学校給食費着服事件の発覚を含め、4月に生活保護費の私的流用、昨年度にスポーツ推進課職員の私的流用と、この1年に職員による公金着服の事件が3件発覚している。
市は8月25日、度重なる不祥事により、市政への信頼を失墜させたとして、鈴木恒夫市長と小野秀樹副市長、宮治正志副市長、吉田早苗教育長ら11人の処分を発表した。
鈴木市長と小野、宮治副市長は、1カ月間の減給で、鈴木市長が10分の5、副市長が10分の3。市長については市議会9月定例会に条例案を提出する。
吉田教育長をはじめ教育次長や学校給食課の前課長ら8人は5カ月から2カ月の減給で、いずれも10分の1となった。不正行為が行われた時期に着任していなかった学校給食課の課長補佐のみ戒告処分となった。市は女性職員に対して、業務上横領容疑などで刑事告訴する方針。
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