藤沢市は9月9日、今夏の市内3海水浴場(片瀬東浜、片瀬西浜・鵠沼、辻堂)の海水浴客数が前年に比べ約9%増の241万5557人となったと発表した。
夏の観光客数が増加するのは4年ぶり。市は、客数増加の要因は気象条件に恵まれたためとしている。その理由として、昨年と比較し【1】雨天日数が7日間減少、【2】25℃以下となった冷涼な日が9日間減少、【3】30℃以上の真夏日となった日が11日間増加、【4】遊泳注意及び遊泳禁止となった日が延べ44日間減少(3海水浴場合計)という4つを挙げている。
各海水浴場の客数は、片瀬東浜が73万9460人、片瀬西浜・鵠沼が167万2000人、辻堂が4097人となった。
海水浴客数は、2004年に450万人を突破し過去最高を記録。06年から10年の5年連続でも400万人を超えた。今年は気象条件に恵まれたが、その数字には近づかなかった。
藤沢市の観光への取り組みはこれまで、11年3月に策定した観光振興計画に基づき「通年型観光地」を目指し、夏ではなく閑散期の冬を中心に観光客誘致に力を入れてきた。特に江の島シーキャンドル(展望台)のライトアップ事業は11年から「湘南の宝石」として規模を拡大し、冬期イベントの目玉になった。13年には、江の島サムエル・コッキング苑、江の島シーキャンドルがリニューアル10周年、江の島岩屋が再開20周年を迎え、観光客誘致やPRを行った。その結果、市を訪れた年間観光客数は、13年から3年連続で過去最高を記録しており、15年には1800万人を突破した。
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