藤沢北部を流れる小出川沿いで見ごろを迎えた無数の彼岸花を多くの市民に楽しんでもらおうと、「小出川彼岸花まつり」が9月22日、打戻など4カ所で開催された。主催は小出川彼岸花団体協議会(宮治満会長)で、今回で9回目。
藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町にある4団体が一体となり、環境美化や地域住民との交流などを目的に、毎年開かれている。
打戻会場で開かれた式典には、生憎の雨の中、鈴木恒夫市長をはじめ、地元選出の衆議院議員や、茅ヶ崎、寒川の市町議ら来賓約100人が参加した。
挨拶に立った鈴木市長は「台風にも負けず、多くの花が咲いた。雨に打たれている彼岸花も中々きれいだと思う」と語った。藤沢市観光協会の山口幸雄会長は「藤沢市の観光というと、どうしても江の島など南部が注目される。そこで市は現在、北部の観光客誘致にも力を入れている。4年後には東京五輪も開かれるので、多くの人に海岸だけでなく、小出川周辺など北部の自然も見に来てほしい」と話した。
宮治会長は「『湘南の秋は彼岸花』と言ってもオーバーではないほどたくさん咲いた。2市1町で協力しながら開いているこの行事を、これからも続けていきたい」と話していた。
彼岸花は10月上旬まで見ごろだという。
|
<PR>
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|