朝日町の寺子屋ハウスが1月9日、大道東公園で「ロケットストーブ」作りの体験学習会を行った。
寺子屋を運営する湘南地域デザイン(原田建代表)が、災害時に暖をとったり、煮炊きにも使える「ロケットストーブ」の製作を通じて、子どもたちにのこぎりやなた、火の扱い方などを学んでもらおうと実施した。
はじめに三浦市のPTAなどで普及活動を行う清水紀人さんが、「ロケットと言われる所以は火力が強く、燃焼効率が抜群に高いため。上着の袖などが燃えないように注意して」などと、注意事項や作り方を解説。参加した親子や近隣住民ら50人が、ドラム缶や園芸用品、煙突のダクトなどを材料として2基のストーブを完成させた。
ストーブの焼却口に新聞紙や枯れ木をくべて、灰や大きな炎が立ち上がると、歓声が上がり、興味深そうに火を囲んでいた。その後、調理体験を行い、子どもたちがお汁粉や焼きマシュマロ、ポップコーン、江の島などで採集したドングリを使った団子に舌鼓を打った。
原田代表は「自治会の防災訓練にストーブでの調理体験などを導入することで、子どもたちが喜んで参加してくれる。保護者の参加にもつながり、地域コミュニティーがより良くなるきっかけになる」と語った。
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