重症心身障害者の生活介護事業所「湘南マロニエ」(伊澤興子理事長)で1月13日、成人式が行われた。今年は男性1人が成人を迎え、家族をはじめ、利用者や職員、地域の民生委員ら約80人が門出を祝福した。
マロニエでの成人式は、伊澤潔前理事長が「日本一の手づくりの成人式」として始めたもので、25年間続けられている。
式典で伊澤理事長は、「前に進めば道は開けます。大変な時はマロニエはいつでも手を差し伸べるので、勇気を出して一歩を踏み出しましょう」とあいさつ。続いて齊藤祐二所長が、「心は自分のもの。こんな風に生きたい、これがやりたいと言えることは自立への一歩。これからも支え合って頑張りましょう」と語った。
その後、祝辞とともに、関係者や利用者から花束と記念品が贈呈。20年の歩みがスライド上映されると、参列者から温かな拍手が送られるなど、終始、感動的な雰囲気に包まれていた。職員8人で結成された「湘南巽太鼓」によるダイナミックな祝い太鼓も披露され、式典に華を添えていた。
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