鵠沼地区災害ボランティアセンター(北島令司センター長)は1月29日、初となる運営訓練を鵠沼市民センターで開いた。
この訓練は、同センターが作成した防災マニュアル内容や、災害時に訪れるボランティアへの対応方法を検証するために開かれたもの。当日は同地区社会福祉協議会メンバーらおよそ70人が集まり、ボランティア役と受け入れるセンター係り役に別れて訓練を実施。市内他地区からの視察も多く訪れた。
訓練では4日前の25日午後3時に、相模トラフ沿いを震源とするマグニチュード7・9の南関東型地震が発生し、市内が震度5強から7の被害を受けたと想定。ボランティア役は誘導員の指示に従ってセンター内に設けられた受付やボランティア登録窓口、活動求人待機場所などを、係り役の説明を受けながら実際に歩き回って体験した。
参加者からは「初めての訓練の割にまとまっていたが、実際はもっと混乱するのでは」や「事前説明や誘導がわかりづらかった」という感想が寄せられた。
北島センター長は「今回の訓練内容以外にも、有事には被災者のニーズを拾い集める”御用聞き”のようなボランティアも必要となる。今日の反省点を集約し、今後も訓練を重ねながら周知をし、非常時には人の力を十分に生かせる良い体制をみんなで作り上げていきたい」と話した。
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