旅姿のガブリエルさん
藤沢市の姉妹都市・米国マイアミビーチ市を拠点に活動するアーティスト、ガブリエル・デルポンテさんが６月30日、藤沢から出発した日本一周の旅を終えた。同日は市民会館で到着式が開かれ、市民たちが歓迎した。
この旅は「ブリッジ・ミー・ジャパン」というプロジェクトで、ガブリエルさんが旅先で出会う人に手紙を書いてもらい、次に出会う人へ渡す、現代の”飛脚”として世代を超えた人々の心をつなごうというもの。移動手段は情報配信用の電源供給に必要なソーラーパネルをけん引した自転車。２０１４年９月５日に市民会館を出発してから北は北海道、南は沖縄までの道のりを約２年10カ月かけて旅してきた。
到着式でガブリエルさんは「今回の経験を通じて、考え方が１８０度変わった。以前に比べて、客観的に物事を捉えられるようになった」と振り返った。
旅先でのインタビュー内容の記録や手紙などは今後、両市姉妹都市提携60周年記念事業の展示会で披露される予定。
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