森林保全ボランティア活動を通じ、身近な自然環境への関心を高めてもらおうと、市民による「青春の旅・森林ボランティア実行委員会」は藤沢市と協力し、8月9日、神奈川県立21世紀の森(南足柄市)で、竹林の伐採活動を実施した。
学校、家庭、地域の三者が連携し、子どもたちの環境学習促進などに取り組む、藤沢市の「明治地区青少年ふれあいネットワーク」事業の一環。同事業では、森の木々の豊かな生育のため、一部の木を間引く間伐体験会を続けている。
当日は、羽鳥中学校の生徒や保護者ら32人が参加。インストラクターから保水効果など森林が果たす役割を学んだほか、なたの使い方の指導を受け、1時間ほど、炎天下での伐採に汗を流した。同校野球部の部員たちも多く参加しており、同委員会は「体力があり、疲れを知らない若者たちの働きで、うっそうとした森林が次第に明るく開けていった」と話す。
参加者はその後、伐採した竹を使用し、かたつむり型の置物作りなどの工作も体験。生徒らからは「暑かったけど、楽しかった」などの声が上がった。
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