主催者の山口さん（左）とあおいけあの加藤忠相さん。会場は映画『ケアニン』のモデルとなった介護福祉施設
亀井野の飲食店や農家、作家、個店などが一堂に集結するイベント「第一回亀井野市」が11月４日（土）に開催される。会場は介護福祉施設「あおいけあ」庭園（亀井野４の12の93／六会駅徒歩約10分）。駐車場なし。
イベントを企画したのは、同所に隣接する「亀井野珈琲」の山口りょうさん（27）。あおいけあではシーズン毎に、地域住民を対象とした草団子や流しそうめんなどの祭りを開催しており、来場者数は４００人にも及ぶ。日頃から学校帰りの子どもたちが立ち寄ったり、近所の人が集まる点にも目を付けた。「亀井野には店舗を持たずアクセサリーを販売しているママさんや、魅力的なお店も多い。地域資源として、もっとこの場所を活用してもらいたいと思った」と山口さん。
コンセプトは、品質や味、身体に「良いもの」を揃えること。「人を集めるだけのイベントでは継続しない。訪れた人が良い商品を選べて、出店者も収益が上がるような、双方にメリットがあるイベントすることが大切だと思うんです」
当日は麻婆丼やブラジル料理、もつ煮、手打ちほうとうなどの飲食をはじめ、地元産の野菜や多肉植物、手作り布製品やアクセサリーなどの販売を行う。人形劇や紙芝居、ヨガ、足つぼ、鍼灸などの体験型イベントも開催する。「後日お店を訪れたり、つながるきっかけの場になれば。藤沢の北部ではこうしたイベントは少ないので、ぜひ訪れて」
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