藤沢市は昨年、小児医療費助成の対象年齢の上限を小学校6年生から中学3年生まで引き上げると明らかにした。今年2月の市議会定例会で承認されれば、2019年4月から制度が開始される。
市は、現在小学校6年生までの通院、入院に関して所得制限なしで助成、中学生は入院のみで所得制限を設けて助成をしている。新制度では、中学生の通院医療費も対象となる。ただし、対象は現在の児童手当所得制限基準を超えていない世帯に限定される。
対象者は、中学生の75%となる約9000人、予算は約2億2500万円と見込まれている。
市によると、神奈川県内33自治体のうち、中学校3年生まで入院と通院を助成しているのは6市10町村。所得制限なしで助成をしているのは、厚木市や海老名市、綾瀬市など3市8町。鎌倉市では昨年10月から所得制限を設けたまま中学3年生まで対象年齢を引き上げた。全国でも通院助成対象を中学校3年生までとする自治体が約6割となっている。
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