「湘南ドルフィンズ・マーチングバンド」と「湘南台高校吹奏楽部White Shooting Stars」は昨年12月、埼玉県で開かれた「第45回マーチングバンド全国大会」に出場し、金賞を受賞。さらに湘南台高校はグランプリ文部科学大臣賞も獲得した。
小学生85人の大編成で臨んだドルフィンズは「リトルマーメイド」をテーマに海の中で繰り広げられる物語を表現。「楽しさがはじけるような演技ができた」という演技で、大編成13団体の中から4年ぶり、5度目となる最高賞の金賞を獲得した。西貝成一代表は「子どもと指導者が一体となってやっと乗り越えられた大きな壁を後ずさりせず、レベルを高めながら次に繋げていきたい」と話した。
湘南台高校はこれまで12年連続で金賞を受賞していたものの、高校生部門金賞のトップであるグランプリを2年連続で逃していた。今回は「Bees Alive」をテーマに、蜂の生態を表現し、高く評価された。大会直前の遠征練習では部員間で衝突も起き、泣いたり練習から飛び出す部員が出るほど苦しんだ。今回は創部以来の伝統の衣装を新たに作り直すなど、挑戦も行ってきた。部長の齋藤未来さん(3年)は「卒業生から協力してもらった分グランプリを獲って恩返しがしたかったので安心した。後輩たちはプレシャーも大きくなるが、次回も獲れるようにサポートしていきたい」と喜びを語った。
またドルフィンズは12月26日に藤沢市から2度目となる生涯学習特別貢献表彰を受け、湘南台高校も1月21日に表彰される予定。
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