神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
藤沢版 公開:2018年1月26日 エリアトップへ

善行地区の課題解決策 若者たちが地域に提案 藤沢翔陵高と関東学院大

教育

公開:2018年1月26日

  • X
  • LINE
  • hatena
善行の地域課題解決に向け学習成果を発表した生徒たち
善行の地域課題解決に向け学習成果を発表した生徒たち

 今年度から関東学院大学と連携し、地域の課題解決について学習を進めてきた藤沢翔陵高校3年生は1月12日と19日、同高で対策を提言する発表会を行った。高校生と大学生が連携する「高大接続」の一環で、両校が協働でプロジェクト学習に取り組んだのは初めて。

 同大では2017年4月、法学部に地域創生学科を新設するなど、地域の活性化に向けた研究・教育に力を入れていることから、同高が協働を打診。同大が快諾し、連携が実現した。

アイデア続々と

 参加したのは同高の生徒96人と、同学部の出石稔教授のゼミで学ぶ3、4年生。高校生6人、大学生1人でチームを組み、16グループに分かれて、昨年4月から計10回にわたり学習を進めてきた。

 テーマは「善行地区の課題解決」。総合的な学習の時間を通じて各グループが実際に街を歩き、課題の発見や分析、解決策の発案などに取り組んだ。

 発表会では市の職員や、善行地区郷土づくり推進会議のメンバーらを前に、グループごとにプレゼンテーションを実施した。住民の高齢化や、坂道の多い地形などさまざまな課題を抱える善行地区について、生徒たちは「電動自転車の貸し出し」事業や、「大学病院をつくる」「坂に手すりを付ける」など、自ら考案した対策を次々と発表。各案のメリット、デメリットも交えて提案していった。

 中には「馬を交通手段にする」「坂道にアートを描く」「ギネスに載るくらいの流しそうめんをやる」など、街の活性化を目指したユニークなアイデアを披露したグループもみられた。

 同推進会議の西野久子副議長は「若者のアイデアはとても豊か。これからは、こうした若者たちによる街づくりを期待したい」、出石教授は「生徒たちが提案した『善行のゆるキャラづくり』などは本当に実現できそう。ぜひ行政に生かしてほしい。若者同士の協働学習は来年以降も続けたい」と語った。

㈱平和堂典礼

藤沢市辻堂神台2-2-41 0120-59-6999

https://heiwadou.com/sp/

<PR>

藤沢版のローカルニュース最新6

「わが住む里」市民作品募集

「わが住む里」市民作品募集

総合市民図書館

4月26日

東海道線で人身事故

東海道線で人身事故

60代男性が死亡

4月26日

司法書士の無料相談会

司法書士の無料相談会

5月4・18日

4月26日

ズラリ大輪 甘い香り

ズラリ大輪 甘い香り

湘南台公園でツツジ見頃

4月26日

「湘南の貴婦人」今年も

帆船やまゆり

「湘南の貴婦人」今年も

28日から体験乗船

4月26日

振り込め詐欺4300万円被害

振り込め詐欺4300万円被害

警官名乗る手口

4月26日

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

藤沢版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook