藤沢市役所本庁舎の敷地内に2月10日、戦時中、広島で原爆に焼かれながらも再生した「被爆アオギリ」2世が植樹された。同日、植樹式が開かれ、市関係者らや子どもたちが土をかぶせながら、非核や平和への願いを込めた。
苗木は、2014年に日本非核宣言自治体協議会設立30周年記念大会が藤沢で開催されたことを記念し、市に寄贈されたもの。式典には、鈴木恒夫市長や同協議会会長の田上富久長崎市長らが出席。姉妹都市交流で訪問中だったウィンザー市(カナダ)のドゥリュー・ディルケンズ市長も参加した。鈴木市長は「すくすくと育つよう見守ってもらいたい。平和の輪が広がる機会になれば」とあいさつ。田上市長は「時代が変わり被爆体験者が少なくなる中で、平和のメッセージを次代の子どもたちに伝えてくれると思う」と話した。
この日は「平和の輪をひろげるつどい」と銘打ち、田上市長による平和講演や映画「アオギリにたくして」の上映も行われた。
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