高倉出身でギャラリー「湘南くじら館」オーナーの池田純子(ペンネーム・池田ゆみる)さんが2月4日、自身2作目となる児童書『川のむこうの図書館』を出版した。
池田さんは2016年7月に、善行を舞台とした『坂の上の図書館』でデビュー。2作目は、前作に登場した脇役の少年「竜司」を主人公に物語をつづった。
少年の成長描く
母子家庭の竜司(小学6年)は、家庭の事情で転校を繰り返し、地元に愛着を持てないでいた。そんなとき、自由研究で地元の遺跡を調べることになり、友人や地域の老人とのふれあいの中で自身も変わっていくというストーリー。タイトルの「川のむこうの図書館」は南市民図書館がモデルで、そのほか、新林公園、神光寺横穴古墳などをモチーフとした場所が登場する。
池田さんは「主人公の竜司のように、多くの人に図書館を利用してほしい」と話した。同書は全国の書店やネット通販で購入できる。
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