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藤沢版 公開:2018年5月4日 エリアトップへ

ビジネスで藤沢に元気を【2】 ママの気持ち、忘れない 人が集まる薬局目指し

社会

公開:2018年5月4日

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「まま薬局」 徳永里美さん処方せん受付、漢方薬の販売、ワークショップ、ママ作家の小物を販売する薬局を経営。店のロゴは、子どもが描いた似顔絵
「まま薬局」 徳永里美さん処方せん受付、漢方薬の販売、ワークショップ、ママ作家の小物を販売する薬局を経営。店のロゴは、子どもが描いた似顔絵

 薬剤師として勤務していた徳永里美さん(33)は、2人目の育児休暇中、子連れで参加できるパン作り教室に参加した。講師は、自身と同じママ。忙しいはずなのに、とても輝いて見えた。「かたや自分は…」。心から楽しく仕事をしているとは思えなかった。

 「ならば好きなことを突き詰めたい」と、漢方茶ブレンダーの資格を取得。市内のママ起業家の応援もあり、2014年に漢方茶教室を開催した。「達成感があった。自分に自信がついた」と振り返る。

 勤務しながら教室を開くつもりで、夫に「いつかは自分の薬局をもちたい」と相談すると、「いいんじゃない」と後押ししてくれた。一度は復職したものの、2015年11月、羽鳥に「まま薬局」を開店した。

 ママ目線を大事にした店内は、売り上げの核となる処方せん調剤、漢方茶の販売のほかに、「待ち時間を楽しんでもらいたい」と、キッズスペースや、ママ作家に棚貸しし小児用マスクやピアスなど小物販売スペースも。「商品が売れ喜んでいる姿をみると、私もやる気が出る」と語る。また「地域のコミュニティーカフェに」との思いから、漢方茶のサービスや、ワークショップも開催している。

 顧客層はママから40〜50代の女性が多い。「処方せんだけでは気づけない、女性特有の健康の悩みの相談を受けるようになった。勤務していたときより、お客さんとの距離は近くなった」と分析する。

 「店名は、子どもが大きくなっても大変だったときのママの目線を忘れないために決めた」と徳永さん。ゆくゆくは漢方茶カフェも開きたいと考えている。

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