(株)バイオクロマト(本町)の木下一真代表取締役が4月10日、「科学技術分野」で文部科学大臣表彰を受賞した。中小企業、地場産業において地域経済に貢献する優れた技術開発者として、共同開発した大貫貴史さん(第一三共RDノバーレ(株))と中島睦男さん(元三共(株))と共に授与された。
開発したのは「らせん状回転流を利用した揮発性物質の濃縮装置」。木下代表によると、製品の開発・研究の過程で必要となる試料の濃縮を、既存のものより早く簡単にできる装置で、世界初の技術が組み込まれている。
2011年に商品化され、これまで1006台を販売。日本だけでなく欧米やアジア、アフリカにまで販路が広がっているという。木下代表は「前を向いて走り続けたら、賞をいただくことになった。会社のスタッフや家族、あきらめずにサポートしてくれた多くの人に感謝したい」と喜んでいる。
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