「今の子どもたちに、昔ながらの売り手と買い手のコミュニケーションを感じてほしい」との思いから、5月27日、南藤沢イータウンの商店会イベント「eマルシェ」で、子ども向けのお店屋さん体験が行われた。
マルシェに出店したのは、地元の飲食店など12店舗。そのうち3店舗で、販売や調理の手伝いをするとお菓子がプレゼントされる仕組みで、子どもたちは、積極的に参加を申し込んだ。
無農薬野菜を販売する八百屋では、じゃがいもの販売を体験。店主から、じゃがいもの種類やこだわりを聞き、「いらっしゃいませ」と呼び込みを始めた。客が足を止めると、「これはキタアカリです。無農薬で、学校の給食でも使われています」と説明。売れると「ありがとうございました」と、お礼も言い添えた。
「最初は恥ずかしかったけど、楽しかった。またやりたい」と1店舗目の体験を終えた小学1年生の女の子。鈴木一哉会長は、「チェーン店が増え、触れ合いがなくなっていることに寂しさを感じる。子どもたちが楽しんでいる様子は、大人もうれしい。たくさんの大人と会話する、昔ながらの商店会の温かさを生みたい」と話した。
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