慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス南側の小出川両岸500mに渡って咲くアジサイ約500株の根本には、それぞれネームプレートがついている。7歳から90代までの住民の名前があり、オーナーとなり水やりを行っている。「遠藤あじさいの会」(渡辺重雄会長)は、2001年にこの制度を企画し、亡くなったり、地元を離れても、家族が引き継ぎ、管理されている。
櫻井繁義さん(67)もその一人で、6年前に亡くなった母ツヤ子さんのアジサイをを引き継いだ。ツヤ子さんは、遠藤あじさい音頭の振り付けの考案者で、繁義さんは「地域を大切にした母の想いを残したかった」と理由を語る。「最初は自分の花が見つけられなくて」と笑うが、今では草刈りや祭りの運営を手伝うなど地域活動に携わっている。
17日にイベント
「第19回遠藤あじさいまつり」は6月17日(日) に開催。時間は午前9時30分から午後3時で、雨天決行。遠藤あじさい音頭や太鼓の演奏披露、遠藤御嶽会による神輿パレードも。フリーマーケットや飲食店も出店し、アジサイの苗や、地元の野菜なども販売される。
会場へは湘南台駅西口か辻堂駅北口からバスで、「慶応大学行」に乗車。近隣に臨時駐車場も設けられる。問い合わせは、遠藤市民センター【電話】0466・87・3009へ。
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