ギニア共和国のセンクン・シラ大使が17日、鵠沼中学校と市内3小学校を訪問し、生徒らに感謝状を手渡した。子どもたちから洋服や靴などの寄贈を受けてのもので、大使自らが謝辞を伝えた。
同国の教育振興に役立ててもらおうと、鵠沼中学校と鵠沼、鵠南、鵠洋の3小学校が寄付活動を展開。段ボール173箱分の洋服や靴を寄贈した。
鵠沼中では生徒会を中心に全校生徒にプリントを配り、不要になった衣類を募集。職員室前に段ボールを設置すると、計96箱の洋服や靴が集まった。生徒会長の戸田葉月さんが手書きで「子どもたちが幸せに暮らせることを願っています」など、仏語や英語でメッセージも添えたという。
同中学校を訪問したシラ大使は「心から感謝する。今回のような活動を未来を担うみなさんに続けていってもらいたい」とあいさつ。副会長の齋藤琉輝くんは「国際ボランティアの貴重な経験ができた。今後も世界で困っている人を手助けできたら」と話した。
現地までの配送はアートコーポレーション(株)アート引越センターが無償で請け負い、12月初旬にも到着する予定。
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