職員対象に写真コンテスト
湘南海上保安署(和田敏明署長)が職員を対象にした写真コンテストを実施し、10月29日、同署で優秀作品の記念授与式が行われた。
同コンテストは同署独自の取り組みで、3回目。業務や広報の写真撮影の技術力向上を目的に実施している。撮影場所のロケハンをしたり、カメラの使い方などを通じて、職員同士のコミュニケーションを図る側面もあるという。第三管区海上保安本部が推進する、やりがいのある職場づくりの一環で、取り入れられた。
「湘南の夏」をテーマに7月から募集し、計33点の応募があった。プロ写真家の安達貴之さんと和田署長で審査を行い、上位3作品を選出。授与式では応募写真1点ずつ安達さんから講評が発表された。
安達さんからは「対象物を単調に見るのではなく、周りに何があるか俯瞰して見ることが大切。1カット1枚で満足せず、色々なアングルで撮影すると良い」など撮影技術のレクチャーが行われ、職員らはノートに言葉を書き留めていた。
好きなバイクで入賞
今年1位に選ばれたのは、初めて応募した登坂仁紀さん(37)。6月に通勤のために購入したバイクを、江の島と海を背景にしながら1枚の作品に収めた。
登坂さんは「バイクの写真で賞をもらえるとは思わなかった」、和田署長は「コンテストを通じ、仕事に活かしてもらえれば」と話した。
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