藤沢市在住の彫刻家、桒山賀行(くわやまがこう)氏と同氏が主宰する「土曜会」による作品展が藤沢市民会館小ホールで始まった。「手で触れて見る彫刻展」と題し、触って鑑賞することのできる約70点を展示している。12月9日(日)まで。
企画展は、視覚に障害を持つ人にも作品に直接触れることで共に鑑賞してもらおうと1992年にスタート。以降毎年回を重ね、今年28回目を迎えた。
会場では桒山氏をはじめ、氏が指導するアマチュア彫刻グループ「土曜会」メンバーが出展。視覚障害者が制作した木彫も展示している。
会期中は関連企画として、浮世絵すり体験やオリジナルの版画作り(8・9日)、点字付きメッセージカード制作(7〜9日の各日午前10時〜/午後1時〜)、指で触って楽しめる絵本の展示なども予定。同会では「多くの人に足を運んでいただければ」と来場を呼び掛けている。
入場無料。開館は午前10時から午後5時。
問い合わせは総合市民図書館点字図書館担当【電話】0466・44・2662へ。
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