茅ヶ崎市美術館(東海岸北1の4の45)で、「版の美III 現代版画の可能性」展が開催されている。
開館20周年企画の一環。今回は戦後から現代までに制作された木版画を中心に、同館所蔵の約200点を展示する。来年2月3日(日)まで。
特別展示は、若手アーティストとして注目を集める小野耕石さん(39)。小野さんは岡山県出身で、東京造形大を経て東京藝術大版画科を修了。シルクスクリーンの手法で数十、数百と刷り重ねたインクの柱をもとに平面のみならず、立体やインスタレーションなど版画の概念を覆す作品を手掛ける。今回、5mを超える大作『波絵 Namie』のほか、『Hundred Layers of Colors』シリーズや立体作品も展示する。
開館は午前10時から午後5時(入館は4時30分)まで。観覧料は一般200円、大学生100円、高校生以下無料。
12月16日(日)には小野さん自ら作品の解説などを行う「アーティストトーク」も予定されている。午後2時から。申し込み不要、参加無料(要観覧券)。問い合わせは同館【電話】0467・88・1177へ。
|
<PR>
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|