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「見直そう!唾液パワー」 星谷歯科医院 星谷雄太院長に聞く
「『ツバ』と呼ばれる唾液はどちらかといえば汚い、嫌いなものというイメージで捉えられがちですが、唾液は人間になくてはならない最も重要な体液の一つです」と話すのは湘南台で歯科医を営む星谷院長。今、健康増進の重要な要素として唾液や噛むことが注目されている。星谷院長に話を聞いた。
「噛むことから消化は始まります。唾液には消化を助ける働きがあります。噛めば噛むほど胃腸を助け消化、吸収をよくします。時間があれば一口30回ほど噛むようにすると良いでしょう。
ではなぜ30回なのでしょうか?実はそれには理由がありました。今から100年ほど前ですが、ホームス・フレッチャー氏というアメリカの実業家がいました。彼が提唱したのがフレッチャーイズム、一口30回噛むいわゆる『噛む噛む健康法』です」
噛む噛むで29kg減量
「フレッチャー氏は170cmで100kg、腹囲は150cmもあり、生命保険に入れないほど不健康でした。そこで食事では30回噛む、ゆっくり味わいながら噛むことを実践して5カ月で29kgやせ、腹囲は60cmも減りました。フレッチャー氏はこれをきっかけに世界中で噛み噛み健康法を説いて回ったわけです。日本にも2度来られました。実は今から100年ほど前から言われていたことなんですね」
義歯でも重要な「噛む」
「日本で初めて知的障害者施設を創設した曻地(しょうち)三郎先生という方がいました。曻地先生は世界最年長の現役教育学者で107歳まで生きました。その長寿の秘訣はやはり一口30回噛むことだったそうです。曻地先生は75歳で総義歯になりましたが、義歯でもよく噛むことで唾液がたくさん出て若々しく健康を保てたのです」
噛む効能幅広く
「昨今では噛むことが認知症や肥満にも密接に関係していることが報告されています。さらには唾液中のミネラルが歯の再石灰化をして虫歯の予防にも繋がります。
まとめると噛むことの効用は
【1】虫歯を防ぎ、歯を強くする。【2】細菌に抵抗する。【3】消化を助ける。【4】味覚がよくわかるようになる。【5】唾液の出をよくする。【6】細胞を増やし若々しい体を保つ。【7】唾液のホルモンの働きにより生きる活力を生み出す。【8】満腹中枢を刺激して食べ過ぎを抑える。
これからも星谷歯科医院は患者さんのお口を健康にするお手伝いをして、その結果患者さんがいつまでも若々しく、美味しく食事ができればと思っております」
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