藤沢市消防局は7日、昨年1年間に市内で発生した火災と救急の件数を発表した。救急件数は2万3757件にのぼり、前年に比べ1378件増加。統計を取り始めた1954年以来、過去最多を更新したことが明らかになった。
消防局によると、昨年7・8月の救急出動が特に増えたことから、夏場の暑さで熱中症や体調を崩した人が多かったことが主な原因と推測している。また熱中症による救急件数は昨年4月30日から9月30日まで211人で、昨年の2・2倍にのぼった。
事故種別で見ると「急病」が全体の6割を占め1万5403件。続いて「一般負傷」が3924件、「交通事故」が1570件となっている。
火災件数は86件で前年に比べ3件増加。火災種別は「建物火災」が46件で全体の半数を占め、「車両火災」が6件、「その他」が34件となった。出火原因は「放火(疑いを含む)」が一番多く12件、「たばこ」が8件、「こんろ」が6件。電気製品に関する火災が増加傾向で、「電気機器」や「配線器具」などを合わせると12件となった。火災による死者は2人。負傷者は14人で前年より5人増加。損害額は約1億3千万円となった。
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