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保護者と教師が学園経営 湘南学園
昨年、85周年を迎えた湘南学園。同学園ではPTAと教員から評議員が選ばれ、その中から理事会のメンバーが決まり、慣行に従い、保護者理事の中から理事長が選定される。2年に1度選ばれ、昨年から1期目を務めている。「個性を豊かにして身体健全、気品高く、社会の進歩に貢献できる明朗有為な実力ある人間の育成」を建学の精神として掲げる。子どもたちが社会に出て通用する力を育むことができるよう、サポートしている。
中学と高校では持続可能な社会の担い手を育成する「湘南ESD」がテーマ。学校の授業だけでは学ぶことができない社会で生きていくための力を養うことを大切にしてきた。社会問題をテーマに子どもたち自身が考えて、社会人のいる場でプレゼンテーションを行うなど、主体性を尊重してきた。「子どもたちのために行動することを一番大切にしてきた。大人は子どもたち全員の保護者という認識がとても強い」と話す。
理事長でありながら、小学4年生の娘をもつ父親の顔も持つ。普段は会計系のコンサルタントとして勤務し、就業後の平日の夜や土日に学校へ足を運び、学園の運営方針を決定している。学園と関わるようになったのは約3年前。PTA組織の一部で「湘南学園サポーターズクラブ」に入ったことがきっかけ。理事会の一員となったあとも、学園祭の出店や遊具のペンキ塗りなど子どもたちのために最善を尽くしてきた。昨年度の中学入試では新たに「湘南学園ESD入試」を導入。「いままでとこれから」を語る90秒以内の動画の提出と国連が掲げるSDGsに関する記述・論述の試験を行った。
これからも「子どもたちの笑顔を見られること」がなによりも生きがい。時代に即したものは積極的に取り入れ、残りの任期の1年でまた新たな取り組みを考えながら、100周年の学園を形作っていく。
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