セーリング競技レーザーラジアル級で、片瀬海岸在住の服部陸太さん=写真右=(鎌倉学園高校2年)と宮前在住の白石誉輝(たかき)さん=左=(深沢高校3年)が7月24日からカナダで行われるユース世界選手権に日本代表として出場する。約半年の選考を経て国内ユースランキングの1位・2位になった。2人は大舞台を前に上位入賞を目指して意気込んでいる。
ユース・レーザーラジアル級で
レーザーラジアル級は一人乗りヨットで、海上のブイを規定の順序と回数で回り、タイムを競う。
服部さんは代表選考にかかわる5月のJOCジュニアオリンピックカップで見事優勝。国内ユースランキング1位に上りつめ、カナダとポーランドで行われる2つの世界選手権の切符を手にした。
練習は江の島周辺の海で毎週末。五輪選手も指導するベテランコーチらのもと腕を磨く。
小学2年からヨットを始め、レーザーラジアル級には昨年転向したばかりだが、足かけ10年のヨット歴が自らの強みだ。2つの世界選手権を前に「まずは決勝に進むことが目標」と言葉に力をこめる。「中学時代に出場した世界選手権では思うような結果が残せなかった。日本は世界と比べるとまだ強くはないけれど、やはり上を目指したい」
一方、高校からヨットを始めた白石さん。1年の終わりから頭角を現しはじめ、5月のJOCジュニアオリンピックでは4位に入賞した。
江ノ島ヨットハーバーで活動する「神奈川ユースヨットクラブ」に所属。週2回は海に入り、ウエイトトレーニングや10Km走など、体力作りにも余念はない。
「いずれ世界で活躍する選手になりたい」と大会での上位入賞だけでなく、その先も見据える。現在高校3年生。大学入学後は五輪種目の470級(2人乗り)への転向も視野に入れているという。「まずは7月の世界大会で上位にくい込んで、8月のインターハイで優勝してライバルたちに差をつけたい」
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