高齢化と日本農業双方が抱える課題に取り組む「おやさいコミュニティ」(村岡東)の設立総会が6日、藤沢商工会館ミナパークで開かれた=写真。
日本大学副学長や同大名誉教授などを歴任した農学博士の河野英一さんが代表取締役を務め、一級建築士や福祉、農業関係者らが役員に名を連ねる。3年前から同社関係者による研究会が議論を重ね、農業従事者の高齢化や担い手不足、独居高齢者の孤立といった社会問題に対するひとつの答えとして設立に至った。
主な事業は高齢者が自立して生活できるサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)のサポート。事業者に対し、建築から運営提案までを総合的に支援する。入居者が農業に参加することで一定の収入ややりがいを得られる仕組みを整える一方、農業の担い手を育成する狙いもある。河野さんは「高齢化と農業が抱えるそれぞれの課題を解決するモデルを発信していきたい」と話した。
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