湘南台小学校で「防災の日」の9月1日、総合防災訓練が開かれ、地域の住民ら1000人以上が参加した。
1992年から毎年開かれている同訓練は今年、同地区自治会連合会を中心に同小PTAなどと地域ぐるみで連携し、169人の未就学児から中学生までの子どもたちの参加があった。同自治連会長の神山孝雄さんは「もしもの時は、地域住民が一体となる共助が大切になる。未来を担ってくれる子どもたちがたくさん参加してくれて大成功だった」と話す。
今回は、子どもたちの参加を促すため、同小学校PTA代表の松野美和さんが、母親目線を活かした分かりやすいチラシを作成し配布。訓練を「防災フェスタ」とうたい、地震や火事、雷などにちなんだ防災クイズを解くと菓子をもらえる特典を付けた。また来場者全員に防災ホイッスルを配るなど、様々な工夫を凝らしたという。松野さんは「当日は多くの子どもたちが楽しみながら参加していて、親子で防災について考えている姿が印象的だった」と話す。
同地区は他にも、33の自治会同士が避難所や備蓄など防災に関する情報共有を密にし、初期行動マニュアルを9千世帯に配布するなど防災活動に力を入れている。
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