鵠沼中学校のギター合奏部が先月5日、都内で行われた「全日本ギターコンクール合奏部門学校の部」に出場し、2年連続金賞に輝いた。同好会からスタートし、創部わずか3年。部員36人が高校生も参加する大舞台で息の合った演奏を披露し、実力を示した。
全国大会には関東エリアを中心に16校が参加。課題曲と自由曲の2曲で、表現力や完成度を競う。
同部が選曲したのは課題曲「アニバーサリーマーチ」と自由曲「舞踏風組曲第二番」。特に舞踏風組曲は9分近く、変拍子が繰り返される難曲。8月に行われた関東大会では銀賞だったが、2カ月間猛特訓を重ね、演奏技術に磨きをかけた。
同大会で優秀指揮者賞を受賞した顧問の米山成二教諭は「ギター合奏はいかに呼吸を合わせられるか。3年生を中心に部員自らが『いい曲にしよう』という意識が高かった」と振り返る。
3年前、有志の1年生のみでスタートし、活動を積み重ねてきた。昨年には3学年が揃い、全国大会で初の金賞。今年9月の「重奏の部」では最優秀賞にも輝いた。
3年生が引退し、新体制になって1カ月あまり。部長の荘司かんな栞和さん(14)と副部長の佐野ゆな結菜さん(14)は「来年こそは最優秀賞を取れるよう、メンバーをひっぱりながら練習をがんばりたい」と声を揃えた。
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